この季節だけの誘惑1
ルーネベリタルトフィンランドでこの時期だけ楽しめる誘惑物=甘いあまいお菓子があります。第1弾はRunebergin torttu(ルーネベリタルト)。タルトの上に甘いベリーのジャム。それを取り囲むクリーム。2月5日のルーネベリの日には欠かせないおやつです。

ルーネベリ(J.L.Runeberg・1804-77)はフィンランド文学史に名を残す有名な詩人で、スウェーデンとロシアの支配に揺れるフィンランド国民へ民族意識を高めさせました。現在のフィンランド国家"Maamme(我が祖国)"の詩も彼の作品です。

ではなぜルーネベリさんの日にこの甘いタルトを食べるのでしょう。語り継がれている話によると、ルーネベリさんはポルヴォーという街にあるパン屋さんのタルトを朝ごはんとしてよく食べていたそう。そのタルトのレシピを彼の奥さんであり、フィンランド文学史上初の女流作家であるフレドリカ(Fredrika Charlotta Runeberg)が改良し、後に出版したレシピ集に載せたとのこと。

現在では1月の中頃からルーネベリの日までの間、国中のスーパーやカフェでお買い求め頂けます。