【フィンランドの行事】3月19日 Minna Canthinpäivä/ミンナ・カントの日
Minna_Canth.jpg Minna Canthはフィンランドの有名な女流作家。
初期の作品はロマン主義の流れを受け、ロマンティックな戯曲を中心としていたCanthですが、夫の死後、子供の世話をしながら仕事をしているうちに社会の矛盾や不合理、労働者階級の哀れな生活やアルコール害毒、女性の地位の低さに目を向けるようになっていたところ、ノルウェイの写実主義文学者であるイプセン(Henrik Ibsen)からの影響を強く受け、その作風は写実主義へと導かれていきます。

当時の社会を批判し、女性問題、アルコール、労働者階級、宗教が彼女の中心テーマとして描かれるようになり、社会の改善を作品の中で強く主張しました。

Minna Canthの誕生日である3月19日に、「男女平等の日」として国旗を掲げられるようになったのは2003年のこと。その後、2007年より公式なフィンランドの旗日として認定されました。

男女平等が謳われる今日のフィンランド社会は、Canthのような人々の努力の結果だと言えるでしょう。

Minna Canthの作品は著作権が切れているためにProject Gutenbergからダウンロードすることが可能です。
女性の地位向上に貢献し、社会を導いた彼女の力強い作品を読んでみてはいかが?